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【macadamia nut】マカダミアナッツの効果

  1. マカダミアナッツとは
    1. マカダミアナッツの歴史
  2. マカダミアナッツの栄養・効果
    1. 調理ポイント・注意点
  3. こんなお悩みにオススメ
  4. マカダミアナッツオイル

マカダミアナッツとは

「ハワイのお土産」という印象が強いマカダミアナッツですが、原産はオーストラリア。そのためかクイーンズランドナッツ(=オーストラリアの木の実)とも呼ばれています。日本では英語での発音に近いマカデミアナッツと呼ぶこともあります。マカデミア(Macadamia)はオーストラリアの化学者ジョン・マカダム(John Macadam)博士の名にちなんで命名されました。

マカダミアナッツはヤマモガシ科マカダミア属に属し、原産地であるオーストラリアや名産として知られるハワイ以外にも南アフリカやケニア、ガテマラ、ブラジルなど様々な国で生産されています。年々生産量は増加しており、日本でもそのまま食用にする以外に製菓材料や化粧品用オイルなど様々なジャンルで需要が高まっています。近年世界的にナッツの健康効果にも注目が集まっており、今度ますます需要・生産量は増加していくと考えられます。

マカダミアナッツの歴史

マカダミアナッツは歴史の浅いナッツと言われています。確認されたのは1857年オーストラリア東海岸の亜熱帯森においてのことです。ただしそれ以前から先住民族・アボリジニの人々はマカダミアナッツを食していましたから、記録にないというだけで食用の歴史はそう短くはないと推定されます。

発見当時は食用として実を食べれることは知られずに1883年に、庭木や生け垣など用の樹木としてハワイに移植されます。1920年代になってやっと食用としての利用価値が知られ、商業生産を目指した品種改良がスタートします。1940年代には甘味や脂肪分の強い現在の様なマカダミアナッツが作られるようになり、またマカダミアナッツ農園への免税措置などの影響も受け1950年代末には作付け面積1位、ハワイを代表する農作品となります。

またマウイ島出身の日系アメリカ人のマモル・タキタニさんと妻アイコさんがマカダミアナッツをチョコレートで包んだものを商品化し、地元の菓子店を買取り「ハワイアンホースト」を立ち上げます。発売当初の売れ行きは悪かったものの試行錯誤を繰り返しチョコレートとマカダミアの風味を生かし、持ち歩いても溶けにくいマカダミアナッツチョコレートを完成させ、ハワイといえばマカダミアナッツチョコレートと言われるほど人気の定番商品となったそうです。

マカダミアナッツの主な栄養・効果

マカダミアナッツと言うと「油っぽい」食感から嫌煙されがちです。全体に占める脂質の割合はナッツ類で最も高いと言われていますが、オレイン酸パルミトオレイン酸など「身体に良い油」と呼ばれる一価不飽和脂肪酸の割合が高いことも特徴です。そのため一日5粒程度であれば健康食品として優れていると考えられています。ただし100gあたり720kcalと高カロリーですので食べ過ぎには注意が必要です。

不飽和脂肪酸以外にも、群を抜いて多いとは言えないもののビタミンB群などのビタミン類、マグネシウムなどのミネラル類、食物繊維、必須アミノ酸全種、ポリフェノールなどのフィトケミカル(天然化学物質)が含まれています。

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【生活習慣病予防・老化防止に】

マカダミアナッツの不飽和脂肪酸は悪玉(LDL)コレステロールを減少させる働きがある役立つオレイン酸を含んでいます。またパルミトレイン酸にも悪玉コレステロールの減少効果があり、血管細胞壁の栄養となり血管を強化する働きや、脳の血管まで届く性質から脳卒中や老人性認知症などの予防にも役立つと考えれています。
脳卒中を起こすの遺伝特性を持ったマウスによる実験では、パルミトレイン酸入りの餌を食べていたマウスは寿命が長く、他の脂肪酸ではそういった効果が見られなかったことも報告されているそうです。オーストラリアで行われた実験ではマカダミアナッツ摂取による血中の中性脂肪値への改善も報告されています。

またパルミトレイン酸やオレイン酸は「酸化しにくい」性質があり、有害な過酸化脂肪酸に変化しにくいという特徴があります。オレイン酸とパルミトレイン酸はドロドロ血液の改善や血管強化効果が期待でき酸化するリスクが低いことに加え、マカダミアナッツにはフラボノイドなどのポリフェノールやセレン(セレニウム)、ビタミンEやB群など体を酸化ダメージから守ってくれる成分も多く含まれています。
これらの成分の複合効果によりマカダミアナッツは生活習慣病の予防にも有用だと考えられています。

【血行・代謝促進に】

マカダミアナッツに含まれているパルミトレイン酸は血液・血管に作用し、血行を促進する働きがあると考えられています。オレイン酸も血液を綺麗にすることでドロドロ血液からサラサラ血液に改善する働きがあり、血液がスムーズに流れる手助けをしてくれます。

血行不良による冷え性の改善にも役立つと考えられますし、血行促進による代謝向上効果も期待出来るでしょう。オレイン酸は糖質の脂肪への変換量を抑えるなどダイエット面での効果も期待されていますから、ダイエット中に空腹感を感じた時に数粒摂取しても良いでしょう。

【便秘の改善に】

マカダミアナッツに含まれているオレイン酸は小腸で消化・吸収されにくい性質があり、そのまま大腸に届いて腸管を刺激して腸の蠕動運動を促進させる働きがあります。大腸に到達したオレイン酸は蠕動運動を促進させる以外にも、便をスムーズに移動させる潤滑剤として機能してくれます。オリーブオイルが便秘に良いと言われるのもオレイン酸の働きによります。

マカダミアナッツはオレイン酸以外にも便を柔らかくする働きのあるマグネシウムやデトックス効果が期待されているセレン、食物繊維なども含んでいます。マカダミアナッツを数粒食べるだけで便秘が解消するわけではありませんが、日常に取り入れることで便秘予防や緩和に役立つ食材と言えるでしょう。

【美肌効果】

マカダミアナッツの不飽和脂肪酸に含まれている「パルミトオレイン酸(PDA)」は人間の皮膚にも存在しており、不足は老化肌の原因になると考えられています。30歳頃をピークにパルミトオレイン酸量が徐々に減少し始めることで肌のバリア機能や保湿機能が低下し、乾燥肌や肌老化を引き起こしてしまうと言われています。またパルミトオレイン酸は血行を良くすることで新陳代謝を高め、肌の調子を整える働きやくすみ解消効果も期待出来ます。

マカダミアナッツに含まれているオレイン酸もまた肌の皮脂を構成している脂肪酸で、美肌を作る特効薬とも称される成分です。オレイン酸の不足は皮膚や角質のゴワつき・小じわなどの原因となると言われています。
オレイン酸とパルミトオレイン酸を豊富に含むマカダミアナッツは肌の乾燥やゴワつきなどを予防・改善し、柔らかくハリのある若々しい肌を作る効果が期待出来ます。肌老化予防はもちろんのこと、加齢に伴い気になるところが増えてきたお肌のエイジングケアとしても効果が期待できるでしょう。

マカダミアナッツ調理ポイント・注意

マカダミアナッツはカリウムが含まれているためむくみの改善効果があるとも言われますが、カリウム含有量は100gあたり300mgとさほど多くなくナッツ類でも下の方に位置しています。野菜などと違いマカダミアナッツ100gを摂取することはあまり考えられませんので、カリウムを補給したい場合、ナッツ類であればピスタチオやアーモンドの方が適しています。

マカダミアナッツが効果を発揮する「お悩み」

  • コレステロールが気になる
  • 生活習慣病や脳卒中予防に
  • 血管・血液を整えたい方
  • 血行不良や冷え性の方
  • ダイエット中の空腹感に
  • 便秘の解消・予防に
  • 肌の調子を整えたい方
  • 乾燥肌・年齢肌の方

マカダミアナッツオイルについて

オレイン酸とパルミトオレイン酸(PDA)が主成分であるマカダミアナッツオイルは酸化しにくい油として食品用として以外に基礎化粧品の油相成分としても利用されています。オレイン酸を含む植物性オイルはありますが、パルミトオレイン酸はミンクオイルなど動物性オイルには含まれているものの植物油脂にはほとんど含まれていない成分。植物性オイルで十分なパルミトオレイン酸含有率があるのはマカダミアナッツオイルのみとも言われています。

オレイン酸とパルミトオレイン酸(PDA)の相乗効果でマカダミアナッツオイルは肌への感触がよく皮膚に優しく浸透し、高い保湿効果を発揮してくれます。皮膚柔軟化・皮膚再生促進・収れん作用などをを持つと考えられているほか、抗酸化作用もあるため市販のエイジングケア・シワ予防用などの基礎化粧品にも配合されていることがあるようです。そのほかに抜け毛予防・育毛剤としても効果が期待されています。

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投稿日:2015/12/04 (更新)
by SlowBeauty