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【無花果】いちじくの効果

イチジクイメージ

  1. いちじくとは
    1. いちじくの歴史
  2. いちじくの効能・効果
    1. 干しいちじくについて
    2. 調理ポイント・注意点
  3. こんなお悩みにオススメ
  4. 効果をアップを狙える食べ合わせ
  5. 活用・民間療法

いちじくとは

イチジクは、クワ科イチジク属、落葉高木になる果実です。
いちじくは漢字で書くと「無花果」となり、花を咲かせずに実をつけるように見えることが由来とされていますが、本当は花が無いわけではありません。いちじくの花は実の中にあるんです。果実を割った時に種のように見える、あの赤いツブツブのところが花。実の中で花がつく、実を食べているようで花も食べているという不思議な果物です。

乾燥した実は無花果(むかか)、葉は無花果葉(むかかよう)として漢方の生薬でも利用されている食材で、栄養素が豊富なだけでなく美容効果も豊富なことで、いちじくは近年再び人気を集めています。

いちじくの歴史

いちじくの原産地はアラビア南部と言われ、原産地に近いメソポタミアでは6000年以上前から栽培されていたことが知られており、ヨルダンの新石器時代の遺跡から1万1千年以上前のものと思われるイチジクが出土し、世界最古の栽培果樹ではないかとも言われています

いちじくはギリシャ神話や旧約聖書にも登場します。裸であることに気づいたアダムとイブが体を隠すのに使ったのもいちじくの葉だそうです。
ヨーロッパからペルシャ経由で伝来した中国でも、いちじくは不老長寿の果物と言われ、栄養価や薬効が高い果物として重宝されていました。

日本には江戸時代に中国から伝えられましたが、初めに栽培されたのは薬用として。生産量が増えてきて始めて食用として親しまれるようになったのだとか。栽培にもそれほど手間がかからないため家庭の庭にも植えることが出来たのも大きな要因と考えられています。

いちじくの主な効能効果

いちじくは食物繊維をはじめ、鉄分、カリウム、カルシウムなどミネラル分、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCなどのビタミン類をバランスよく含んでいます。
近年ではイチジクはガン細胞を麻痺させる可能性があることやイチジクの果汁から抽出した抗ガン物質「ベストアルデヒド」ががん抑制に効果が期待出来るとされ研究されています。

美肌・便秘解消

イチジクはメラニン色素を抑えることで美白効果が期待されていザクロエラグ酸を筆頭に、アントシアニン、エピカテキン、クロロゲン酸、没食子酸、ルテインなどのポリフェノール類を豊富に含むため、活性酸素を抑え細胞の酸化(老化)を防いでくれる抗酸化作用が高く、美肌やアンチエイジング食材として人気が出ています。

またイチジクは100g中の食物繊維量が1.2gと全体で見ると果物類の中では「中の上」程度の位置ですが、ペクチンなどの水溶性食物繊維量が多く(0.7g/100g)、りんごやオレンジの2倍以上、ドライフルーツを抜きにすると果物トップグループの含有量です。水溶性食物繊維は便の水分状態を整え排便させやすい状態にしてくれるため、便秘の解消だけではなく下痢止めにも利用させる成分。便秘と下痢を繰り返すようなタイプの方も摂取できます。
便秘の解消以外に水溶性食物繊維は腸の善玉菌を活性化して腸内環境を整えることにも貢献してくれます。便秘による肌荒れの改善はもちろんのこと、腸内の善玉菌の恩恵による美肌効果も期待できるでしょう。

【女性の健康に】

イチジクには女性ホルモンのエストロゲンと同じような構造を持つ「植物性エストロゲンが種子に大量に含まれていることが発見されています。更年期障害や月経トラブルにいちじくが良いと言われるのはこの植物性エストロゲンによるところが大きく、ホルモンバランスを整えることでPMS(月経前症候群)、不妊、更年期などの症状の緩和が期待できます。

さらに豊富なビタミン・ミネラル類も女性の健康に役立ちます。生理前に具合が悪くなる方(エストロゲン分泌が多過ぎる方)やピルを服用している方に不足が指摘されているビタミンB6は、欠乏すると脂漏性皮膚炎などによる湿疹・貧血・免疫力低下・アレルギー・イライラや憂鬱感などの精神症状を起こすとされています。ビタミンB6はタンパク質を摂取するほどに消費されるビタミンでもありますので、ダイエット中の方も意識して摂取したい栄養素。

イチジクは果物の中では鉄分が多いため、鉄分が不足していることから起こる女性に最も多いとされる鉄欠乏性貧血の予防・改善も役立ちます。薬膳などの分類においてイチジクは果物の中では貴重な体を温める食品に属しており、冷え症や冷えからくる不調の改善にも効果が期待できるでしょう。

【栄養補給源に】

イチジクにはプロテアーゼというタンパク質分解酵素の一種フィシンが含まれているため、食事のあとにデザートとして食べると胃もたれの予防や改善にもなります。フィシン以外にもイチジクはアミラーゼやリパーゼなとの消化酵素も含んでいるため、糖質や脂質の消化促進にも効果を発揮します。
100gのカロリーは54kcalと野菜・果物の中では比較的高めですが、いちじくを食べることによるタンパク質の吸収・基礎代謝がアップや、水溶性食物繊維ペクチンには糖の吸収を抑え血糖値を穏やかに上昇させる働きもありますので大量に食べなければ肥満などの心配はないでしょう。

干しいちじく(ドライイチジク)の効果

いちじくを乾燥させた干しいちじくは水分が減った分、鉄分やカリウムなどのミネラル分、食物繊維、ビタミンB群、ポリフェノール類、植物性エストロゲンの含有量が増えます。

ドライイチジクを1日3個食べることで、1日に必要な鉄分やカルシウムが摂取できるとも言われています(※栄養値的に見ると1日の推奨摂取量には足りません、が不足分を補うのには十分でしょう)。整腸作用が強いことと、カロリー数も高くなることから食べ過ぎには注意してください。

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いちじく調理ポイント・注意

未熟ないちじくの実を食べると、胃を痛めたり食欲を失うことがあるとされていますので熟したものを食べましょう(お尻が割れそう・ヘタまで赤褐色になっているのが熟しているサインです)。

いちじくが効果を発揮する「お悩み」

  • 美肌作り・美白効果
  • アンチエイジング
  • 女性ホルモンのバランスを整える
    (更年期障害・月経前症候群・生理痛の緩和)
  • 貧血・鉄欠の予防・改善
  • 胃弱・胃もたれの改善
  • 便秘・むくみの解消

効果アップが期待出来るいちじくの食べ合わせ

  • イチジク+シナモン・白キクラゲ・豆乳
    ⇒女性ホルモンを整える
  • イチジク+グレープフルーツ・バナナ
    ⇒ダイエット効果
  • イチジク+ザクロ・柿・ぶどう
    ⇒美肌効果・アンチエイジング
  • イチジク+リンゴ・ヨーグルト・酢・バナナ
    ⇒便秘解消効果
  • イチジク+白ごま・はちみつ・梨
    ⇒乾燥対策

活用方法・民間療法

イチジクの葉を袋に入れて煮出し、煮汁とイチジク葉の入った袋を浴槽に入れて入浴剤として利用すると、血行促進により体が温まります。冷え性だけではなくリウマチや神経痛、痔にも有効とされています。

いちじくの茎から出る白い汁はウオノメ・タコ・イボ取りに使われている(患部に塗る)。
※かぶれる方もいますので、ご注意ください

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