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【和蘭三葉】セロリの効果

セロリイメージ

  1. セロリとは
    1. セロリの歴史
  2. セロリの栄養・効果
    1. 調理ポイント・注意点
  3. こんなお悩みにオススメ
  4. 効果をアップを狙える食べ合わせ
  5. セロリの活用・民間療法

セロリとは

セロリはセルリー、セレリィ、塘蒿などとも呼ばれるセリ科の淡色野菜。和名はオランダミツバですが、「清正人参」という面白い呼び名もあります。この呼び名はセロリを最初に日本に持ち込んだとされる加藤清正が、豊臣秀吉による文禄・慶長の役(朝鮮出兵)の際に人参の種と騙されてセロリ持ち帰ったという逸話が元になっているのだとか。

生野菜としてサラダにして食べることの多いセロリですが、漬物もよくスーパーで見かけます。炒め物・スープ・シチューなどに肉と合わせる香味野菜としても使用できます。日本では茎を食べるイメージが強いですが、セロリの種(セロリシード)も香辛料として使用されており、塩と混ぜ合わせた「セロリソルト」というものもあります。

セロリの歴史

セロリは薬や香料として、古代エジプトではミイラ作りの防腐剤として、古代ローマ・ギリシアでは整腸剤、強壮剤、香料として利用されていました。部屋に魔除けとして置かれる時期もあったそうです。
ヨーロッパでは幅広い薬効から「万能薬」と呼ばれていたこともあったのだとか。

16世紀になるとイタリアで薬用植物として栽培が行われるようになります。栽培が定着した17世紀頃からはフランスで食用野菜として利用され、19世紀くらいにはヨーロッパ・アメリカに食用として広く伝播していきます。セロリと人間とは長い歴史がありますが、野菜としての歴史はまだ新しいんですね。

日本では加藤清正の件(1592~1598年)の後、1800頃にオランダの商船により運ばれてきたこともありますが、セロリ独特の香りのため普及せず、栽培は外国船向けが主でした。戦後から徐々に国内での販売数を増やしますが、一般的に食べられるようになったのは昭和50年代頃。品種も香りが比較的弱いものとなっています。

セロリの主な栄養・効果

セロリはビタミンB1,B2,B16、ビタミンC、ビタミンE、β-カロテンなどのビタミン類、カリウムやカルシウムなどのミネラル、食物繊維などを含みます。ビタミン類が含まれ100gあたり15kcalと非常に低カロリーのため、美容やスタイル維持に役立つ食材というイメージも強いでしょう。

【ストレス緩和】

セロリの成分として特出しているのが約40種類含まれていると言われる香り成分。あの臭いがちょっと苦手で…という方もいるかもしれませんが、香り成分のおかげでセロリは精神面に対してダイレクトな効果が期待できるとされています。

セロリの香りの主成分であるアピインやセネリンは精神を落ち着かせる効果があるとされています。ストレスの緩和やイライラ・不安・緊張などの改善に役立ちますし、リラックス効果から神経の昂ぶりから起こる不眠、頭痛にも役立ってくれるでしょう。アビオイルという香り成分は食欲増進や口の中をさっぱりさせる効果があると言われていますから、神経性の胃痛やムカつきなどの改善も期待出来ます。

【冷え症・疲労に】

セロリの葉に多く含まれるピラジン」という香り成分には血流を良くしてくれる効果があると言われています。血流改善は冷え性の改善や新陳代謝の活発化、疲労防止、免疫力アップに繋がります。またセロリにはビタミンB1も含まれているため、香り成分と重なって疲労回復効果が期待されています。葉の部分は生で食べようとするとクセが強いので、炒め物やスープに入れて食べると食べやすいでしょう。

セロリに含まれているビタミンEも末端血管を広げることで血行を促進する働きがあり、冷えの解消などに意識的に摂取したいビタミンです。また肉体を酷使した場合の疲労とは異なる、慢性疲労と呼ばれている症状の場合は冷え(血行不良)が大きく関わってきますから、だるさや体の重さが抜けないような方にも適しているでしょう。

【むくみ・便秘に】

セロリは体内の余分なナトリウムを排出させ、むくみの解消・血圧上昇を抑える作用のあるカリウムが豊富に含まれています。セロリのカリウム含有量は410mg/100gとカリウムが豊富なイメージがあるキュウリやスイカの2倍以上で、広く流通し気軽に食べられる野菜の中ではトップクラス。

セロリは食物繊維が豊富と言われています。100gあたりの含有量で見ると1.5g。キュウリやトマトなどよりは多いものの、野菜全体の中では普通~やや低いポジションで豊富とは言い難いです。しかし低カロリーなので摂取カロリー数から食物繊維量を見るとかなり豊富な部類となり、便秘の予防や改善、腸内環境が改善することによる代謝向上などの効果も期待出来るでしょう。
シャキシャキとした歯ごたえは必然的に噛む回数が増えますから、食べ過ぎ防止にも役立ちます。

【美容・美肌に】

セロリはβ-カロテンやビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミンをバランスよく含んでいます。肌のハリや潤いを保ち、メラニン生成を抑制するビタミンCと、血行促進・新陳代向上効果のあるビタミンEはそれぞれ美肌に有効です。加えてビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれるほどアンチエイジングに定番のビタミンですし、ビタミンCも抗酸化ビタミンとしてよく知られています。
ビタミンンCとビタミンEは合わせて摂取すると相乗効果によって抗酸化力が強まるとされていますし、カロテンは体内でビタミンAに変換されますから美肌作りに重要とされるビタミンACEがまとめて摂取できることになります。この辺りの働きがセロリ=美肌野菜と言われる主な要因でしょう。

セロリの葉に含まれる香り成分「ピラジン」は血流を活性化してくれますので、ビタミン類と相乗してお肌に酸素を栄養を行き渡らせることで、くすみを改善したり肌のターンオーバを促進して肌状態を整える効果が期待出来るでしょう。また便秘の解消効果や精神安定作用などと合わせて肌荒れやニキビの予防・改善にも役立ってくれます。

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【セロリのフェロモン効果について】

セロリは古くからヨーロッパで精力増強剤として食されていた歴史がある食材。科学的に見ても「アンドロステロン」という男性ホルモンの一種が含まれていることが報道されています。男性が食べるとフェロモン増強によって精力がアップしたり、性的魅力(セクシーさ)が増すと言われています。

女性の場合は直接的なフェロモン増加作用はないものの、本能的に男性のフェロモンを感じ取って色気がアップする可能性があるという説や、アンドロステロンは男性には興奮・女性には鎮静作用をもたらすとの説もありハッキリとは分かっていません。女性の場合はフェロモン野菜というよりも、美容野菜と思っておく方が無難です。

セロリ調理ポイント・注意

セロリは体を冷やす食べ物とされています。血行促進による冷え改善を狙って生のまま大量に食べてしまうと逆効果になってしまう恐れがあります。加熱するか、ショウガや味噌など体を温めるものと一緒に摂るようにしましょう。

セロリが効果を発揮する「お悩み」

  • イライラ・精神疲労
  • 情緒不安定に
  • 不眠の解消
  • 血流の改善(冷え性の改善)
  • 美肌作り・アンチエイジング
  • 便秘・むくみの改善
  • 体のだるさや倦怠感に

効果アップが期待出来るセロリの食べ合わせ

  • セロリ+キュウリ・ジャガイモ・米
    ⇒むくみの改善・利尿効果
  • セロリ+たけのこ・クルミ・ヨーグルト
    ⇒便秘の予防・解消
  • セロリ+牛肉・マグロ・ブロッコリー
    ⇒老化防止
  • セロリ+クルミ・キュウリ・ウド・唐辛子
    ⇒血行促進効果

セロリ活用方法・民間療法

セロリをすりおろし、ハチミツとお湯を加えたものを飲むと不眠・めまい・高血圧に良いと言われている。

セロリの葉を刻んだものを袋に入れ湯船に浮かべると湯冷めしにくくなるとされている。

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