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【枸杞子】クコの実/ゴジベリーの効果

クコの実イメージ

  1. クコの実とは
    1. クコの実の歴史
  2. クコの実の効能・効果
    1. 調理ポイント・注意点
  3. こんなお悩みにオススメ
  4. 効果をアップを狙える食べ合わせ
  5. クコの実の活用・民間療法

クコの実/ゴジベリーとは

目を引く綺麗な赤を彩として中華料理やデザートのアクセントとして使われることが多いクコの実は、ナス科クコ属の果実。
中医学で古くから利用されていた食材で、生薬として果実「枸杞子」だけではなく、葉の「枸杞葉(天草精)」、根皮の「地骨皮」と余すところなく使われます。クコの実には血圧や血糖の低下・抗脂肪肝・精神の強壮作用・血行改善・眼精疲労の回復・免疫機能調整などがあるとされています。

日本では少し前まで「杏仁豆腐の上に乗っている赤い実」などの認識でしたが、大手化粧品メーカーの資生堂がクコの実の美白効果を発表したことや世界のセレブ達がエイジングケアに取り入れていることが話題になり、食事に取り入れる女性も増えています。日本ではアサイーが有名ですが、クコの実も「ゴジベリー」と呼ばれアサイー同様に「スーパーフルーツ」として世界中で注目されています。

クコの実の歴史

クコの実の原産は中国・東アジアであると言われ、中国では3000年以上も昔から漢方薬や民間薬として珍重されてきた歴史ある薬用果実です。体質を改善し、延命効果や不老長寿、精力増進効果があるとしてよく知られ、中国では「旅に出る夫にクコの実を食べさせるな」という言い伝えや、中国の古い薬学書である「神農本草経」で上品の位に位置づけられいることからもその効能のすごさが感じられます。

世界三大美女と言われる楊貴妃はライチ好きであったことが知られていますが、クコの実も好んで食していたそう。その美しさを保つために一日3粒のクコの実を欠かさなかったというエピソードがもあり、クコの実が高い美容効果をもたらす食材と考えられていた事がうかがえますね。

クコの実が日本に伝来したのは平安時代と言われており、文徳天皇はクコの実の栽培専用の庭園を持っていたと言われています。クコの実庭園の管理人だった人は120歳まで生きたという伝承があるほどですから、日本でもクコの実の薬効は高く評価されていたことが分かります。ちなみに健康オタクと言われている徳川家康もクコの実を愛用していた事が知られています。

クコの実/ゴジベリーの主な栄養・効果

クコの実には、100種類の栄養(ミネラル・ビタミン等)が含まれているとされ、カロテノイドやビタミンC、ビタミンB1・ビタミンB2・リノレン酸・アミノ酸・鉄分やカルシウムなどの各種ミネラル、食物繊維、ポリフェノールなど美容にも健康にも嬉しい成分がみっしりと詰まっています。

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【老化防止・美肌作りに】

クコの実の栄養成分として注目したいのはオレンジの500倍と言われるビタミンC、ポリフェノール類(ルチン・タンニンなど)、カロテノイド類(β-カロテン・リコピン、ルテイン、ゼアキサンチンなど)など強い抗酸化力を持つ成分が豊富に含まれているということ。体が酸化(サビつく)のを防いでくれるわけですから、生活習慣病の予防改善から、老化や肌トラブル(シミ・シワ・たるみなど)のアンチエイジングに有効です。

またクコの実に含まれるビタミンCやタンニンなどシミの原因メラニン色素を生成する「チロシナーゼ」という酵素の働きを抑制しメラニン色素の生成・沈着を抑制するとされています。ビタミンCはコラーゲンの生成の原料となりますし、クコの実にはコラーゲンを構成する「ヒドロキシプロリン」を合成する働き(コラーゲン生成促進効果)があることも分かっています。

さらにクコの実のエキスにはコラゲナーゼ活性阻害作用があることが報告され、体内のコラーゲンを守るという働きも期待されており、生成促進と減少防止ダブルの機能でシミやシワ、たるみなど肌の悩みを解決してくれる美容食材としてますます注目が高まっています。

【冷え解消・代謝アップ】

老化防止や美肌効果以外にもクコの実の嬉しい効果として、クコの実に含まれるルチン・ヘスペリジンなどビタミンPと呼ばれるビタミン様物質の働きで血流を促すことで、血行不良の改善により冷え性や肩こり、むくみなどの改善にも役立ちます。鉄分も含んでいるので貧血の予防改善効果や、巡りが悪いだけでなく血液自体の不足から起こる冷え・めまいなどの改善にも効果が期待できるでしょう。

またクコの実には糖質の代謝を促進するビタミンB1や脂肪の燃焼を促進するビタミンB2、脂肪の蓄積を防ぐベタインが含まれており、アミノ酸(アルギニン酸やグルタミン酸、アスパラギン酸など)や、フィリイエンなどのアルカロイドによって疲労回復や代謝促進効果が期待できます。
糖質や脂質などのエネルギー転換促進(代謝向上)と血行促進効果によりダイエットのサポートととしても役立ってくれるでしょう。

【女性のホルモンバランス不調に】

クコの実に含まれる植物ステロールのβ-シトステロールという成分はコレステロールの吸収阻害以外にホルモンの働きに関わる作用を持ち、女性のPMS(月経前症候群)、更年期症状の予防や緩和に効果的であるとの報告もありますから、ホルモンバランスの乱れによる女性の不調の改善にもクコの実は一役買ってくれそうです。

【現代人の目の疲れに】

クコの実は「飲む目薬」と言われるほど目に優しい食材でもあり、β-カロテンやゼアキサンチンなど豊富なカロテノイドの働きで視力低下や白内障、緑内障などの予防に効果的です。ゼアキサンチンには目の網膜を保護する働きも認められています。
他にもクコの実には胃の負担を減らす、感染症の予防などの健康効果もありますよ。

クコの実の調理ポイント・注意

クコの実はナス科に分類されるため、ドライフルーツのような甘さはなく、そのまま食べるとかなり好き嫌いが分かれます。苦手な方は濃い目な味付けの料理に入れるなどすると良いでしょう(メーカーによって味にかなり差があるため、ネットで購入する場合はレビューを読むことをオススメします)

※妊娠中・授乳中の摂取は控えましょう。

※ドライフルーツ(乾燥クコの実)の場合ビタミンCの含有量は低下します。含有量については諸説あり、平均して100mg辺り70~80mgくらいではないかと予測されます。

クコの実が効果を発揮する「お悩み」

  • 美肌効果・美白効果
  • 老化防止(エイジングケア)
  • 血行促進(冷え性の改善)
  • ホルモンバランスを整える
  • 滋養強壮・疲労回復
  • ダイエット
  • 疲労回復
  • 疲れ目(眼精疲労)の緩和

効果アップが期待出来るクコの実の食べ合わせ

  • クコの実+黒米・ブロッコリー・トマト
    ⇒老化防止効果
  • クコの実+杏仁霜・ヨーグルト・かぼちゃ
    ⇒美肌効果
  • クコの実+ブルーベリー・キクの花
    ⇒疲れ目改善効果
  • クコの実+サクランボ
    ⇒虚弱・めまいの改善効果

クコの実の活用方法・民間療法

クコの実を酢とハチミツに漬け込み1~2日置いた「クコ酢漬け」は、疲れ目解消・老眼予防に効果があるとされる。(クコの実も捨てずに食べる)

月経中の足腰のだるさ、めまい、鈍い生理痛にはクコの実、鶏肉を煮込んだスープを飲むと良いとされる。杜仲やナツメを入れると効果アップ。

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