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【pitaya】ドラゴンフルーツ/ピタヤの栄養・効果

ドラゴンフルーツ(ピタヤ)イメージ

ドラゴンフルーツ(ピタヤ)とは

アサイーに次ぐスーパーフード・美容食材として日本でも紹介される機会が増え、スーパーなどでも時折見かけるようになったドラゴンフルーツ。花の蕾のような・鱗のようなゴツゴツとした外皮と、ビビットな色合いが特徴的な果物です。近年はピングがかった赤色からフォトジェニックスイーツの一つとしてインスタなどにアップする方も増えているそう。

アサイーよりもピタヤを勧める方が少なくないのは味や栄養価だけではなく、アサイーは日本での栽培が出来ないという事も関係しています。アサイーは冷凍か加工されたものを摂取する形となり「生」の状態で食べることができません。しかしドラゴンフルーツ(ピタヤ)は沖縄や九州で栽培が行われており、国産ものを生で食べることができるため栄養素や酵素の損失が少ないというメリットがあります。ドラゴンフルーツは農薬をほとんど使わずに栽培できるということも健康意識の高い方から評価されるポイントとなっています。

ドラゴンフルーツは植物としてはサボテン科ヒモサボテン属に分類される、サンカクサボテン類の果実の総称です。果物というイメージが強いですが、夜に大きな花を咲かせる事から現地では「夜の女王」「ムーンフラワー」と呼ばれることもあるそうです。また加工食品として提供される際などにはドラゴンフルーツではなくピタヤ(Pitaya)やピタハヤ(Pitahaya)とも呼ばれていますが、これもスペイン語でサンカクサボテン類を指す言葉。

ドラゴンフルーツと呼ばれ食用される果実は20種類を軽く越える品種が存在すると言われており、今なお品種改良により新品種が作られています。主要なものはホワイトピタヤ(Hylocereus undatus)・レッドピタヤ(Hylocereus costaricensis)・イエローピタヤ(Hylocereus megalanthus)の3種ですが、そのほかゴールデンドラゴンと呼ばれる黄皮白肉種や、日本で作られたピンクドラゴン(桃肉種)などもあります。

ドラゴンフルーツの歴史

ドラゴンフルーツ(ピタヤ)の原産地は中央アメリカから南アメリカ北部と考えられています。食用・栽培の歴史はハッキリしていませんが、少なくとも13世紀以降のアステカ帝国時代には一般的に食されていたことが分かっています。コロンブスのアメリカ大陸到達以後はヨーロッパへと伝わり、後にフランス人がベトナムへと伝えたと言われています。

栽培条件とも一致していた東南アジアでは広く栽培されるようになり、ドラゴンフルーツは東南アジアや台湾などで人気のトロピカルフルーツとなっていきます。ちなみにドラゴンフルーツという呼び名は中国語名である「火龍果」をベトナムから輸出するのに販売用に英語にしたものが定着からしたのだそうです。龍が火を吹いた時に出来た果物だ、という伝説もあるのだとか。

近年は日本でも栽培が行われるようになり、沖縄県で栽培されている「ちゅらみやらび」のように日本で作られた新品種も登場しています。

ドラゴンフルーツはこんな方にオススメ

  • むくみ予防・解消
  • 便秘予防・解消
  • ダイエットサポートに
  • アンチエイジングに
  • 眼精疲労予防に
  • 美肌作り・肌荒れ予防に

ドラゴンフルーツ(ピタヤ)の主な栄養・期待される効果

ドラゴンフルーツはビタミンB群の含有が比較的多く、そのほかビタミン・ミネラル類を幅広く含む食材です。そのほかポリフェノールを豊富に含む果物として注目されています。メディアでは非常に栄養価の高い果物として紹介されていることもありますが、日本食品標準成分表記載数値では他果物と比較してビタミン類やミネラル類が際立って多いということはありませんので過信は禁物。

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むくみ予防・ミネラル補給

トラゴンフルーツ(ピタヤ)は100gあたり350mgと、バナナとほぼ同じくらいのカリウムを含んでいます。カリウムは塩分の摂りすぎ、汗をかく、甘い物などの嗜好品、ストレスなどで失われやすいミネラルです。筋肉の動きを安定させたり、神経伝達をスムーズに行う働きのほか、ナトリウムとバランスを取り合うことで体内の水分量調節機能にも関わっています。加えて体液循環や代謝など様々なことに関わるミネラルであるマグネシウム含有量も多いので、相乗してむくみ予防や軽減効果が期待されています。

またピタヤは果物の中では比較的多くの鉄分、造血のビタミンといわれる葉酸を含んでいることから貧血気味の方や妊娠中の方のサポートにも適していると考えられています。ただし鉄分含有量は100gあたり0.3mg。葉酸含有量は44μgとどちらも際立って多いというものではありません。貧血、特に鉄欠乏性貧血の方の場合はピタヤを食べて鉄分を補給するとは考えないほうが良いでしょう。

便秘予防・肥満予防

ドラゴンフルーツ(ピタヤ)もアサイー同様に食物繊維が多いため、整腸効果や便秘解消効果が期待できると考えられています。ただし食物繊維がバナナの65倍という表記を見かけますが、日本食品標準成分表によると100g中の含有量はドラゴンフルーツ1.9g、バナナは1.1gとなっていますのでそれほど極端な違いはないでしょう。ゴマ状の種子にも腸を刺激して便通を促す作用があるとする説もありますが、便秘改善のためにピタヤを大量に食べるというのはあまり現実的ではありません。

ただしピタヤは100gあたり50kcalとカロリーがやや低く、食物繊維が消化管の中で膨張する働きも期待できます。このことからダイエット中の食べ過ぎ防止や満腹感の維持、便秘予防としてもは十分に役立ってくれると考えられます。便秘による肌荒れや代謝の低下を抑える働きも期待できますから、バランスよく綺麗にダイエットを行いたい方のサポートには適しているでしょう。

抗酸化・疲れ目予防

ドラゴンフルーツはアントシアニンなどのポリフェノールを豊富に含む果物であることから、抗酸化という面でアンチエイジングをサポートする働きが期待されています。アントシアニンは抗酸化だけではなく目の網膜に存在するロドプシンの再合成を促す働きが認められています。加齢や目の酷使によってロドプシン再合成能力が低下すると目の疲れやかすみなどの原因となるため、アントシアニンの補給は目の疲れの軽減・視力低下予防などにも効果が期待できるでしょう。

またレッドピタヤには強烈な色の元でもある赤色色素ベタシアニンが多く含まれています。ベタシアニンはポリフェノールの一種で強い抗酸化力があり、血流のサポートやがん抑制などに対する有効性も研究されています。ドラゴンフルーツにはビタミンEやビタミンCなどの抗酸化作用を持つビタミン類も含まれていますから、相乗してアンチエイジング効果も期待できるでしょう。

美肌・美白

ドラゴンフルーツに含まれているポリフェノールなどの抗酸化物質は肌細胞の酸化ダメージを抑制することで、肌老化の予防にも役立つと考えられています。また活性酸素と脂質が結合して出来る過酸化脂質は大人ニキビ、ヒアルロン酸の破壊、アトビー性皮膚炎の悪化などを引き起こすと考えられていますから、これら肌トラブルの予防にも役立ってくれるでしょう。便通改善からも肌荒れ予防予防効果が期待できます。

加えてビタミンCにはメラニン色素生成を抑制する働きがあることから、美白に役立つとする説もあります。ドラゴンフルーツのビタミンC含有量は100gあたり7mgとさほど多くはありませんが、アントシアニンやベタシアニンなどの抗酸化物質も含まれていますので相乗してシミ予防にも役立ってくれる可能性はあるでしょう。

ドラゴンフルーツ(ピタヤ)の選び方・食べ方・注意点

ドラゴンフルーツは味がしなくて苦手、味のしないキウイの様と思われています。これは未熟果の段階で収穫されてしまうと追熟しないためで、熟してから収穫されたものはしっかりと甘味があり完熟したものでは糖度20度程度まで甘さが出ます。味の薄いものはレモンやシークワーサーの果汁をかけると食べやすくなるなどと言われていますが、フルーツとは思わずサラダに入れるなど野菜のように使用する方がオススメです。

ドラゴンフルーツにはビタミンAが豊富という説もありますが、日本食品標準成分表ではレチノールないしカロテン含有量は0となっています。多いと言われているビタミンB群も“果物類の中では多い部類”という程度の量であり、ビタミン類は全体的にそう多くありません。

ドラゴンフルーツの種類

ホワイトピタヤ(白肉種)

最も多く流通しているドラゴンフルーツの種類で、赤い果皮に半透明白色の果肉のものを指します。キウイフルーツに近い触感ですが、酸味が少なく味としてはライチに似ていると称されます。

レッドピタヤ(赤肉種)

最近少しずつ見かけるようになってきた種で、赤い果皮に赤紫色の果肉が特徴。食感も味わいもホワイトピタヤと近いですが、若干水分が多くジューシーで甘みがあると言われています。レッドピタヤの色素は染料や口紅に使われるほど強力で、衣服に着くと色が落ちにくいので注意してください。

ピンクピタヤ(桃肉種)

白肉種と赤肉種の交配種で、果皮が赤、果肉部分が淡いピンク色。味はさっぱりとした甘みですが、ドラゴンフルーツの中で一番甘みが強いと言われています。

イエローピタヤ

イエローピタヤは上記種対とは異なるハシラサボテン‐セレニケレウス属の果実。果皮が黄色く、開いた松ぼっくりのようにゴツゴツした突起状になっていることが特徴。ホワイトやレッドピタヤよりも甘みが強くジューシーで酸味が少ないと言われています。

ゴールデンドラゴン

イエローピタヤと同様に外側(果皮)は黄色いですが、ゴツゴツとした突起はなく、一般的なドラゴンフルーツのように鱗状。味は淡白でサッパリとしています。ホワイトピタヤの皮が黄色いバージョンというところでしょうか。

ピタヤボウルについて

アサイーボウルに次ぐブームと言われるピタヤボウル。レッドドラゴンフルーツ(レッドピタヤ)をピューレ状にして、アサイーボウルと同様にフルーツやブラノーラをトッピングして食べます。ピタヤボウルの方がアサイボウルよりも味にクセが少なく、甘味が強いのが特徴です。

ドラゴンフルーツはアサイーよりも美容効果が高い高栄養フルーツという売り込みで紹介されることも多く、特に抗酸化物質であるベタシアニン、カリウム、マグネシウムを多く含んでいます。

ただし○○の方が優れているというのは商売上の関係なども絡んでいると想像されますので、それほどこだわらずにお好きな方を食べても問題はないでしょう。ちなみにカロリーは100gあたりアサイー72kcal、ピタヤ50kcal程度とされています。

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投稿日:2015/04/11 (更新)
by SlowBeauty