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【花甘藍】カリフラワーの効果

カリフラワーイメージ
  1. カリフラワーとは
    1. カリフラワーの歴史
  2. カリフラワーの栄養・効果
    1. カラーカリフラワー
    2. ブロッコリーとの比較
    3. 調理ポイント・注意点
  3. こんなお悩みにオススメ
  4. 効果をアップを狙える食べ合わせ

カリフラワーとは

カリフラワーはアブラナ科に属し、キャベツのように葉が結球せず(葉が球状に丸まらず)に中央に大きな楕円体に肥厚し固まった白色の蕾を食用としてます。kale flowerもしくはcole flowerという名前も名前もキャベツの花という意味になり、日本でも花甘藍・花椰菜・花キャベツなどと呼ばれることもあります。

白いことが特徴のカリフラワーですが、白さを保つ為に収穫前に葉をまとめて花蕾を覆い日光を遮るという人間で言うところの美白・UV対策をして栽培します。しかし近年は栄養価の面などから緑黄色野菜の人気が高まったこともあり「バイオレットクイーン」や「オレンジブーケ」色付きのものや、ブロッコリーとカリフラワーを掛け合わあせた緑色の「ブロッコフラワー」なども登場しました。また16世紀に生まれた品種で日本ではあまり流通していなかった緑色で先端が尖っている「ロマネスコ」も流通が増えてきました。

独特の歯ごたえから苦手という方も多いカリフラワーですが、味は至ってクセが無くほとんど主張もしませんから料理の幅は広く、マリネやサラダの色味としても綺麗なほか、きんぴらや和え物などの和食にも活用できます。モソモソ・ボソボソ感が苦手な方は比較的食感がよくブロッコリーに近いと言われるロマネスコやバイオレットクイーン(紫カリフラワー)を試してみると良いのではないでしょうか。

カリフラワーの歴史

カリフラワーはブロッコリーが突然変異により白化した変種と考えられるため、地中海沿岸原産の野生ケールから派生した野菜とされています。ケール自体は紀元前600年頃にはギリシア人が食用していたと考えられています。ブロッコリーとカリフラワーがくっきりと分かれだ時期が定かではありませんが、しばらくは観賞用とされていたようです。
17世紀にはブロッコリーとカリフラワーは別の野菜として扱われるようになります。18世紀まではヨーロッパで品種改良が行われるとともに普及し、19世紀にはアメリカやアジアへと伝播していきます。

日本には明治時代に導入され、当時は全く普及しなかったものの、第二次世界大戦後に食の洋食化とともに需要が増えていきます。ホワイトアスパラやセロリと合わせて「洋菜の三白」と呼ばれ広く親しまれるようになります。昭和中期はロッコリーよりもカリフラワーの方がよく食されていました。

アメリカでブロッコリーの健康効果が認められたことや緑黄色野菜ブームなどの影響から昭和60年頃にはカリフラワー75000トンに対しブロッコリー55000トンだったものが、平成2年の時点でカリフラワー49000トン:ブロッコリー93000トンと卸売数料が逆転し、現在のブロッコリー優先に至ります。

カリフラワーの主な栄養・効果

カリフラワーはビタミンCとカリウムが豊富で、そのほか特出して多いとは言えないもののビタミン・ミネラルを幅広く含有しています。ビタミンB群や葉酸の含有は野菜類で多い部類に入るでしょう。食物繊維も比較的多く含み、100gあたり27kcal(1個≒400gで108kcal)とカロリーを抑えつつ食べごたえがあるのも嬉しいところ。

【老化防止・生活習慣病予防】

アブラナ科の食材の代表成分とも言われている抗酸化成分「イソチオシアネートは、大根やわさびなどの場合は辛味成分として含まれていますが、辛味のないキャベツやブロッコリー・カリフラワーなどの場合は「グルコシノレート」という配糖体の形で含まれており、体内で消化が行われる過程でイソチオシアネートに変化します。イソチオシアネートは強い殺菌作用と活性酸素除去作用(抗酸化)作用があます。

カリフラワーはイソチオシアネート以外にもニンニクの有効成分として有名な「MATS(メチルアリルトリスルフィド)」が含まれています。MATSは強い抗酸化力を持ち、血管中に血栓ができることを防止する働き(抗トロンビン作用)があることが報告され、脳卒中や心臓病の原因となる動脈硬化や血栓予防にも効果が期待されています。カリフラワーにはコレステロールが体内に吸収されるのを防ぐフィトステロールなども含まれているため相乗して老化や生活習慣病の予防に役立ってくれるでしょう。

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【むくみ・便秘解消・デトックス】

カリフラワーに含まれているグルコシノレート(イソチオシアネートの前身物質)は抗酸化作用以外に肝臓を強化し解毒機能を活発化させる働きもある事から、老廃物・有害物質の排泄を促進するデトックス効果が期待出来ます。またむくみ解消に役立つカリウムが100gあたり410mgと野菜類では多い部類に入り、便秘の解消の定番である食物繊維も2.9gとレタスや白菜の倍以上を含んでいます。

食事の中で取り入れることで排泄力を高め余分なものを溜め込みにくくしてくれるでしょう。脂肪が減る訳ではありませんが、むくみや便秘が改善することで外見もすっきりしますし、デトックス効果で体がキレイになると痩せやすい体質への変化も期待出来ます。

【ストレスに負けない体作り】

カリフラワーはビタミンCが豊富なため、ストレス対策にも適した野菜と言われています。体のメカニズムとしてストレスを受けると防衛のために副腎からアドレナリンを分泌しますが、このアドレナリン生成にビタミンCが消費されるためストレスを受けるほどビタミンCが不足することになります。
不安や緊張など精神的なストレスは勿論ですが、喫煙や不規則な生活をはじめ、寒暖・空腹・騒音・眩しさ・空気汚染なども体にとってはストレスになります。

カリフラワーのビタミンCは熱や水などに強く料理時における損傷が少ないため、茹で100gを食べた場合でもビタミンCを53mg=同グラムのパパイヤやレモン果汁よりも多くビタミンCを補給することが出来ます。加えてカリフラワーには抗ストレスホルモンの合成促進に関わるパントテン酸も含まれていますから、ビタミンCと複合してストレス緩和・ストレス耐性向上に役立ってくれるでしょう。

【貧血・妊娠中の方に】

日本は貧血女性の割合が高いと言われていますが、多くの場合はヘモグロビンの成分となり酸素の運搬を行う鉄分が不足した「鉄欠乏性貧血」と言われるものです。また検査結果上は貧血と出なくても、鉄分の不足状態から倦怠感やだるさ・冷えなどの原因となっているプチ貧血と呼ばれる症状もありあます。

もう一つ貧血に良いと言われている成分である葉酸は不足することで巨赤芽球性貧血(大球性貧血)となりますが、よほど偏った食生活でない限り通常不足することはあまりありません。しかし妊娠中・授乳中は葉酸の摂取が必要で意識的に摂取する必要があります。特に妊娠中の場合、葉酸は胎児の細胞分裂に必要で、不足した場合は先天的な病気を引き起こす原因にもなります。

カリフラワーの葉酸・鉄分含有量は野菜では比較的多い部類になるものの、一日分もしくは不足分の鉄分を全て補給できる量とは言えません。しかし食生活に気をつけつつ食卓にプラスすることでバランスの良い補給ができるでしょう。鉄分も葉酸もサプリなどで過剰摂取をした場合は健康障害が報告されていますが食材として摂取する分には安心です。

【美肌作りに】

カリフラワーはビタミンCを100gあたり81mg含んでいます。生100g中のビタミンCを比較した場合はブロッコリーの方が120mgと圧倒的に多く含んでいますが、実際に食用する形に近い“茹で100g”の場合はブロッコリー54mgに対し、カリフラワー53mgとほとんど差はなくなります。
ビタミンCは抗酸化作用を持つビタミンですし、メラニン色素生成阻害作用・コラーゲンの作成促進など美肌作りの基本とも言える存在ですね。加えてカリフラワーはイソチオシアネートやMATS(メチルアリルトリスルフィド)など様々な抗酸化物質を含みますから、相乗してシワ・シミ・たるみなどの肌老化を予防して肌のハリを保ってくれると考えられます。

そのほかカリフラワーにはビタミンB群も含まれているますから、肌や粘膜の状態維持・肌荒れ予防効果なども期待できるでしょう。またデトックス効果から体内の老廃物や毒素が減ること、ビタミンCの抗ストレス効果や皮脂分泌抑制作用からニキビ・肌荒れの予防改善効果が期待出来ます。これらの働きから、近年カリフラワーは様々な方面から美しい肌を保つ手助けをしてくれる美肌野菜としても注目されています。

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投稿日:2015/10/22 (更新)
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