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【檬果】マンゴーの効果

マンゴーイメージ
  1. マンゴーとは
    1. マンゴーの歴史
  2. マンゴーの栄養・効果
    1. 調理ポイント・注意点
  3. こんなお悩みにオススメ
  4. 効果をアップを狙える食べ合わせ
  5. マンゴーの民間療法

マンゴーとは

トロピカルフルーツやの1つとして日本でも定着した存在のマンゴー。ドリアンが“果物の王様”と言われるのに対し、マンゴーは“果物の女王”と称されることもあり、濃密な甘さを持ちながらも酸味や瑞々しさを併せ持つ上品な風味が特徴です。初夏頃は外食産業や製菓店などでマンゴーフェアが開催される機会も多く夏を知らせるフルーツとして広く親しまれていますし、宮崎マンゴー「太陽のタマゴ」が初競りで一つ10万円の値がつくなど高級果物としての地位も確立しています。

世界的に見てもマンゴーはブドウ・バナナ・オレンジ・りんごに次いで第5位の生産量を誇り、500種類以上の品種が栽培されています。日本で主に流通しているマンゴーの大半はアップルマンゴー(アーウィン種)系品種ですが、主にフィリピンから輸入される細長い形状のペリカンマンゴー(カラバオ種)系品種や、主に沖縄で栽培されている大玉で完熟しても果皮が緑色のキーツマンゴー(キーツ種/ケイト種)なども少量流通しています。その他にマンゴーの王様と言われるアルフォンソ種、ピンクから黄色のグラデーションの果皮を持つピーチマンゴー、タイマンゴーなどもよく知られています。

マンゴーはチェリモヤやマンゴスチンと一緒に世界三大美果とも言われ、美容に効果的な栄養素が摂れる果物として多くの女性に支持されている存在でもあります。濃厚な甘さがありますが他の果物と比べてもさほどカロリーは高くないのも嬉しいポイントですね。生食だけではなく、マンゴープリンやケーキなど加工食品も人気がありますし、ドライフルーツやスムージーの原料などヘルシー食材にも活用されています。

マンゴーの歴史

マンゴーの原産地はインド~インドシナ半島辺りと考えられています。今から約4000年前頃には既にインドやミャンマーで栽培が行われていたとされる歴史ある果物で、インドにおいては古くから神聖な果樹・果実と考えられていたそうです。ヒンドゥー教においてもマンゴー万物を支配する神「プラジャパテイ」の化身とされています。
また、お釈迦様が悟りを開いた“菩提樹の下”はマンゴーの樹の下であったともする説もあり、仏教ではマンゴーは「聖なる樹」と位置付けられています。マンゴーのことを菴羅(あんら)・菴摩羅(あんまら)と呼ぶことがありますが、これはサンスクリット語でマンゴーを意味するアンバの音写だそう。

紀元前4世紀にインドに攻め入ったアレキサンダー大王が甘くいマンゴーを気に入り、母国マケドニアに持ち帰ったという伝説もありますが、マンゴーが広まるのは大航海時代のインド航路の発見以降となります。ヨーロッパへと紹介されたマンゴーはポルトガル人によってアフリカ、アメリカ大陸、西インド諸島など世界中へと伝えられ、各地で栽培も行われるようになっていきます。

日本にも明治時代には伝えられましたが、本格的な栽培が行われるようになったのは1970年ことからとなります。その後条件付き輸入解禁を受け1990年代後半頃からは安価なマンゴーが流通するようになり、マンゴーという果物への認知度も高まっていきます。需要の高まりから2000年以降は国内生産が増加、国産マンゴーも販売され、親しみのある食べ物となっています。

マンゴーの主な栄養・効果

マンドーにはビタミンA、β-カロテン、ビタミンC 、葉酸を豊富に含んでおり、その他に食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンE、リン、カリウムなどのミネラル分を含んでいます。濃厚な甘さがありますが、水分量が多いためカロリーは100gあたり64kcalとさほど高くはありません。

【老化予防・目の疲れに】

マンゴーの代表的な栄養成分とも言えるのが抗酸化ビタミン。100gあたり610μgと果物類の中では比較的β-カロテン含有量が多く、また際立って豊富というわけではありませんがビタミンCやビタミンEもバランス良く含まれています。マンゴーの果実がまだ青い時期にはビタミンC、果実が熟したものにはβ-カロテンの含有量が多くなります。
β-カロテンは体内でビタミンAに変換されますから、抗酸化作用の相乗効果を発揮するビタミンA、C、Eがまとめて摂取できるマンゴーはエイジングケアフルーツとして人気を集めています。

マンゴーに含まれている色素成分「ゼアキサンチン」は目の黄斑部に存在する成分で、目の老化(活性酸素にって水晶体が酸化しおこる白内障など)や黄斑変性症予防に効果が期待されています。またβ-カロテンから変換されるビタミンAも抗酸化作用や目・呼吸器粘膜の保護に役立ちますし、網膜にあるロドプシンの構成成分でもあります。ビタミンAの補給はドライアイの予防や緩和、視力低下・疲れ目・夜盲症予防に役立つと考えられていますから、マンゴーは目の疲れや乾燥・老化予防にも役立つ果物とされています。

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【生活習慣上予防にに】

マンゴーに含まれている抗酸化物質は、活性酸素により増加する悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の増加抑制にも役立ちます。悪玉コレステロールは動脈の内壁に付着することで血流を妨げたり、血管の柔軟性を低下させることで高脂血症や動脈硬化などの原因になります。マンゴーは抗酸化物質に加え、血圧を正常に保つカリウムなども含んでいることから、動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞をはじめ生活習慣病予防にも役立つと考えられています。

またマンゴーに含まれるカロテノイドの一種「ビオラキサンチン」という成分は細胞の癌化抑制効果が報告されていることから、そのほかの抗酸化物質と相乗することでガン予防にも効果が期待されています。

【免疫力向上・健康維持に】

マンゴーは免疫力向上に役立つビタミンCとβ-カロテンを含んでいます。マンゴーのビタミンC含有量はさほど多くなりませんが、ビタミンCの吸収を高めるフラボノイドの一種でビタミンPの1つ「エリオシトリン」が含まれていることや、マンゴーのビタミンCは比較的熱に強いことなどから効率的な補給源と言われています。免疫力向上に加えて、β-カロテンがビタミンAに変換されると粘膜の補強としても利用されることで、ウィルスの侵入自体を防ぐ効果も期待できるでしょう。

マンゴーにはリンなどのミネラル分や成長に必要なビタミンB群も含まれていますので、家族みんなの健康維持にも役立ちます。マンゴーには消化酵素も含まれていますので、食事のあとにデザートととして食べると消化も助けてくれます。

【むくみ・夏バテ予防】

マンゴーは全体の約80%が水分で、100gあたり170mgのカリウムを含んでいます。夏バテは気温差による自律神経失調のほか様々な原因がありますが、大量の汗をかくことでカリウムが失われ低カリウム血症状態になることや、汗として放出された水分がそのまま不足してしまうも大きな要因です。
マンゴーは水分補給・カリウム補給に適した果物ですし、エネルギー転換の早いブドウ糖などの糖も含まれているため夏バテ予防として適していると言えるでしょう。

またカリウムはむくみ解消成分として意識的に摂取されているミネラルでもあります。カリウムは体内でナトリウムとのバランスを保ち、余剰ナトリウムや溜め込まれた水分の排泄を促す働きがあります。そのためマンゴーはむくみ解消に役立つ果物とされ、特にカリウム不足で起こりやすい夏のむくみ・濃い味付けを食べた後のむくみ解消に効果が期待できます。

【便秘予防・ダイエットサポート】

マンゴーの食物繊維量は100gあたり1.3gと果物類では中堅的なポジションですが、水分補給にもなることやスイーツ感覚で食物繊維を補給できると考えると、便秘改善のサポートとして役立つ存在と言えるでしょう。加えてカリウムは筋肉の収縮をスムーズにする働きがあることから、腸内の筋肉運動を活発化して便秘改善をサポートする働きも期待できます。

マンゴーはねっとりとした甘さを持つためカロリーが多い・糖質が高いと思われがちですが、糖質量約17%くらい(100gあたり16.9g)でカロリーは100gあたり64kcal。同グラムで比較した場合はどちらもバナナの8割程度ですから、果物類の中で特別多いというわけではありません。GI値にはバラつきがありますがおよそ50~55の間くらいであると考えられます。
強い甘さを感じられる果物ですし、お菓子などを食べるよりはビタミン・ミネラルなどの摂取にもなりますから、ダイエット中に甘いものを食べたいと感じた時などに利用できるでしょう。

【貧血予防・妊娠中の方に】

妊活・妊娠経験のある方以外はあまり考えたことが無いかもしれませんが、マンゴーは葉酸を豊富に含む果物です。100g中の葉酸含有量は84μgと果物類トップクラスで、パプリカやゴーヤーなど一部の緑黄色野菜を上回るほど。貧血の原因としては鉄分の不足・葉酸の不足が大きな原因として挙げられています。マンゴーも鉄分は含んでいるものの100gあたり0.2mgと微量ですので、鉄欠乏性貧血の方は鉄分の多い食品と合わせて食べると良いでしょう。

葉酸は神経細胞の代謝、成長の補助、赤血球を作るのを助ける作用があり、皮膚の健康維持にも効果を発揮すると言われています。特に妊娠中の場合は胎児の正常な発育に不可欠な栄養素とされており、妊娠中や授乳中は一日の推奨摂取量が平常時よりも多くなるため意識的な摂取が必要となります。
葉酸はホウレンソウやブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれていますが、毎日緑黄色野菜を食べるのはなかなか大変です。マンゴーなどの果物を活用することで妊娠中・授乳中に必要な栄養補給をマンネリなく続けやすくなります。

【ストレス対策として】

マンゴーはミックスフールのような、様々な果物が合わさったような独特の香りがあります。この複雑で濃厚な香りは267種類以上の芳香成分によって構成されており、香りの働きが複合することで精神安定作用やリラックス作用をもたらすと考えられています。
マンゴーに塩を少しかけると、水分と同時に香り成分が流出するため吸収率が良くなります。夕食後にマンゴーに塩をかけたで食べると気持ちがリラックスし、安眠効果が期待できるとも言われています。

【美肌・美白】

マンゴーが女性に支持されている大きな要因として、高い美肌効果・美容効果が期待できる果物であるという点も外せません。ポリフェノールや抗酸化作用の相乗効果が期待できるビタミンA,C,Eが摂取できることから、シワ・タルミ・シミなどの肌老化予防や紫外線対策として親しまれています。大人ニキビの原因とされる過酸化脂質の生成抑制にも繋がりますのでニキビ予防にも効果が期待できるでしょう。

また抗酸化以外にも、βカロテン(ビタミンA)には皮膚の潤いを保つ、ビタミンCはコラーゲンの生成促進・メラニン色素生成抑制、ビタミンEには末梢血管の血流促進なども期待できます。葉酸やビタミンB6などはタンパク質の代謝を促進する働きがありますから、ビタミンCと共に弾力のある柔らかい肌を作る手助けをしてくれるでしょう。世界三大美果と言われるだけに、肌の状態を整える・美しい状態の維持をサポートしてくれる成分が沢山含まれています。

マンゴー調理ポイント・注意

マンゴーは「ウルシ科」の植物です。ウルシオールに似たマンゴールという接触性皮膚炎の原因物質が含まれており、唇の周りが赤くなる・かゆみを感じなどのアレルギー症状が出る場合があります。食べた直後ではなく数日後に発症する場合もあり、マンゴーにかぶれたと気づかないまま病院に行くとペルペスなどと誤診される可能性もありますので、アレルギーを起こしやすい果物ということは念頭に置いておくと良いでしょう。

マンゴーのビタミンCはフルーツの中では珍しく水や加熱に強い性質を持っています。油と合わせることでβ-カロテンなど脂溶性成分の吸収率が高まりますので、フルーツとして生食するたけではなく、マンゴースイーツやソースなどにして食べると良いでしょう。フルーティーさと甘みがありますので、お砂糖代わりや隠し味としてお食事の中にも利用できるでしょう。インドではカレーの隠し味にマンゴーを入れるなど、日本で言うところのリンゴ的な使い方もしているそうです。

マンゴーが効果を発揮する「お悩み」

  • 老化・酸化が気になる方
  • 生活習慣病の予防
  • 夏バテの予防・緩和
  • 疲れ目・ドライアイ
  • 視力低下の予防
  • 風邪・インフルエンザ予防
  • 貧血の予防・緩和
  • 妊娠中の栄養補給源に
  • ストレスケア・不眠対策
  • 肌を若々しく保ちたい
  • 美白対策(紫外線・シミ)に
  • 肌荒れの予防・改善に

効果アップが期待出来るマンゴーの食べ合わせ

  • マンゴー+鶏肉・牛肉・豆乳・さくらんぼ
    ⇒貧血の予防改善効果
  • マンゴー+オレンジ・グレープフルーツ・イチゴ
    ⇒美肌効果
  • マンゴー+パパイヤ・柿・ぶどう
    ⇒老化防止効果(アンチエイジング)
  • マンゴー+酢・卵黄・人参
    ⇒視機能保護・回復

マンゴーの民間療法

マンゴーを食べる時に剥いた、マンゴーの皮の内側をパックのように10分程度肌につけてから、ぬるま湯で洗い流すと肌がツルツルになると言われています。(※アレルギーが出ないかパッチテストをしたあとに行い、刺激があればすぐに中止しましょう)

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