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【西洋木苺】ラズベリーの効果

ラズベリーイメージ

  1. ラズベリーとは
    1. ラズベリーの歴史
  2. ラズベリーの栄養・効果
    1. 調理ポイント・注意点
  3. こんなお悩みにオススメ
  4. ラズベリーの活用・民間療法

ラズベリーとは

甘酸っぱい味が特徴のラズベリーはチョコレートと相性が良いほか、タルト、ムース、ケーキ、ジャムなど洋菓子の領域において広く使われています。また肉料理の脂っぼさをさっぱりさせるソースとしても活躍します。日本ではあまり生のものは流通していませんが、栽培自体は行われており、レストランや洋菓子店などでは生のラズベリーを食べられるところも増えています。

英語のラズベリー(Raspberry)やフランス語のフランボワーズ(Framboise)という呼び名が定着したラズベリー。ラズベリーという言葉は広義で捉えるとバラ科キイチゴ属に分類される定義に実る果実の総称で、日本だと「木苺」という言葉に相当します。日本語で「木苺」というと野山に自生しているもののイメージが強い。
一般的に「ラズベリー」として流通・食用されているものはヨーロッパキイチゴ(西洋木苺)の果実のことを指します。宝石のような赤い色からレッドラズベリーとも呼ばれています。

余談ですがシルヴェスター・スタローンで有名な「ラスベリー賞(ゴールデンラジー賞)」は、正式名称が「Razzie Award」。野次を意味するrazzとラズベリーを引っ掛けて名付けられたそうです。

ラズベリーの歴史

キイチゴ属の低木はユーラシア大陸から北米まで広い範囲に自生していますが、原種は東アジア辺りが原産だったのではないかとする説が有力です。先史時代から世界各地で食用されていたと考えられていますが、特にヨーロッパ人の人々の嗜好に合い愛されてきた果物と言えるでしょう。

ギリシア神話にはラズベリーはクレタ島で生まれた白い実だったがクレタ王の娘が神々の子供の世話をしている時に彼女の指がトゲに刺さり、その血でラズベリーは永遠に赤く染まった、という伝説があります。学名のRubusは「赤」、idaeusは「クレタ島のイディ山」に由来しています。

最初のラズベリー(ヨーロッパキイチゴ)栽培の記録は1548年と言われ、16~17世紀頃イギリスで栽培が行われるようになり18世紀後半には北米に栽培が導入されます。ヨーロッパから持ち込んだものは風土の違いから大規模に栽培されませんでしたが、19世紀には北米種の栽培化が進み、ヨーロッパ種との交配やヨーロッパに移入されるようになります。
ラズベリー(ヨーロッパキイチゴ)の原産はヨーロッパ冷涼地と言われていますが、こうした事情から現在栽培されている品種は北米種の性質を強く持っているものも多いと考えられます。

ラズベリーの主な栄養・効果

ラズベリーはビタミンC・ビタミンEなどのビタミン類、カリウムやマグネシウム・鉄分などのミネラル類を幅広く含有し、エラグ酸やアントシアニンなどのポリフェノールも豊富に含まれています。
カロリーは100g41kcalと果物の中では低カロリーの部類に属し、桃やメロンと大体同じくらいです。

【老化防止・眼精疲労に】

ラズベリーはエラグ酸やアントシアニンなどのポリフェノールやルテイン、ビタミンCやEなど抗酸化作用に優れた成分を多く含有しています。そのため細胞の酸化にる血液中の過酸化脂質増加などによって引き起こされる高血圧・高脂血症・糖尿病・動脈硬化・生活習慣病予防を始め、がんの予防・抑制にも効果が期待されています。

アントシアニンルテインには光による酸化ダメージから目を守ることで白内障などの眼病予防に有効とされています。加えてアントシアニンには目の網膜にあるたんぱく質(ロドプシン)の再合成促進による視覚機能改善、ルテインには蛍光灯やパソコンなどの画面から発生する青色光(ブルーライト)を吸収・遮断する働きがあります。

【ダイエット・便秘解消に】

脂肪分解酵素と脂肪の結合を促進させることで脂肪燃焼効果がある「ラズベリーケトンというラズベリーの香り成分が2002年にカネボウ(現クラシエホールディングス)によって発見されました。ラズベリーケトンは唐辛子でお馴染みのカプサイシンと似た構造を持ちますが、カプサイシンの約3倍の脂肪燃焼効果があると言われており、サプリメントやダイエット補助食品として配合されるようになっています。

ラズベリーケトン以外に、食物繊維もラズベリーは豊富です。100g中の食物繊維総量は4.7gアサイー(※ただし種を抜くと食物繊維料は2g程度とさほど多くない)アボカドには及ばないものの青果トップクラスです。食物繊維は水分を吸って膨らむことで満腹感の維持にも役立ちますからこちらの面からもダイエットのサポートが期待出来ます。

水溶性食物繊維が多いと紹介しているものもありますが、日本食品標準成分表によると100g中の食物繊維の内訳は不溶性食物繊維4.0g、水溶性食物繊維0.7gと不溶性食物繊維の割合が高いですので下痢をしやすい方や腹痛を起こしやすい方は注意が必要です。食生活の偏り・食物繊維不足による便秘の場合はラズベリーが便秘解消に役立ちます。ヨーグルトとの相性も良いので一緒に食べると良いでしょう。

【貧血・血行不良に】

ラズベリーはアボカドと並ぶ鉄分含有量(0.7g/100g)があり、植物性鉄分の吸収を促進するビタミンCも豊富に含まれていますので鉄欠乏性貧血予防に役立つと考えられます。

貧血の改善に加え、抗酸化作用を持つビタミンやポリフェノールの働きによって血液をサラサラにして流れやすい状態に整える、ビタミンEによる血行促進などの働きから血行不良の改善も役立ってくれるでしょう。ラズベリーケトンによる代謝向上と合わせて冷え性の改善にも効果が期待出来ます。

【美肌作りに】

ラズベリーに含まれている抗酸化物質はシワやたるみなどの肌老化防止にも効果を発揮します。便秘による肌荒れの改善や、貧血や血行不良によるくすみ・乾燥・ターンオーバーの改善なども期待できますので、総合的に肌の状態を整えて美肌へのアプローチを行ってくれると言えるでしょう。

またブルーベリーの2倍以上と言われるビタミンCやエラグ酸などは、抗酸化作用に加え、メラニン色素の生成に関わるチロシナーゼという酵素の働きを抑える働きが認められている成分も含まれていますのでシミ予防や美白にも効果が期待出来ます。

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ラズベリー調理ポイント・注意

ラズベリー(木苺全般)は非常に傷みやすい果実でので、生のものが手に入った場合は冷蔵庫で保存しなるべく早く食べきるようにしましょう。数日で食べられない場合はすぐに冷凍することをお勧めします。

ラズベリーが効果を発揮する「お悩み」

  • 老化・生活習慣病が気になる
  • 眼精疲労・かすみ目
  • 便秘
  • 貧血
  • ダイエット中の方
  • 美肌・美白作りに

ラズベリー活用方法・民間療法

ラズベリーの葉を乾燥させて煮出した「ラズベリーリーフティー」は子宮と骨盤の筋力強壮などの作用があり、出産時の陣痛・出血の軽減や陣痛緩和に効果があると言われています(※飲み始めるられるのは妊娠後期以降)。子宮周りの筋肉強壮からホルモンバランスの安定作用があるとされ、生理痛・PMS(月経前症候群)・更年期障害など女性特有の不調や痛みの改善にも効果が期待されています。

ラズベリーリーフティーでうがいをすると歯肉炎や口内炎など口腔内の粘膜の炎症に効果があるとされています。

参照:ラズベリーリーフ|ボタニカルラブ

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投稿日:2015/09/05 (更新)
by SlowBeauty