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【扁桃】アーモンドの効果

アーモンドイメージ

  1. アーモンドとは
    1. アーモンドの歴史
  2. アーモンドの効能・効果
    1. 調理ポイント・注意点
  3. こんなお悩みにオススメ
  4. 効果をアップを狙える食べ合わせ
  5. アーモンドの活用・民間療法

アーモンドとは

アーモンドはバラ科モモ属に属します。原種は桃や杏と同じものであったと推測されており、花も桃とよく似ています。しかしアーモンドの場合は果肉ではなく最も内側の部分(仁)を食用とするため核果ではなく種実類(ナッツ類)に分類されます。

原産地である中近東・中央アジアでは古くから完全栄養食品として保存食、携行食、滋養強壮食、断食期間の食事として用いられており、薬のように重宝されてきました。日本では炒るもしくは燻製(ロースト)したものが主流ですが、産地では生アーモンドを塩ゆでやフライなどにして食べるほか、イランでは未熟果を煮込み料理に利用するのだとか。

アーモンドには大きく分けて食用の「スイートアーモンド(甘扁桃仁)」と薬用・着香料やオイルの原料になる「ビターアーモンド(苦扁桃仁)」に分かれます。私たちが普段食べているのはスイートアーモンドで、ほとんどがカリフォルニア産のもの。ちなみにカリフォルニア・アーモンド協会は「1日23粒」を目安に、アーモンドを摂り入れた健康的な食生活を推奨し、1月23日をアーモンドの日としています。

近年アメリカでは牛乳や豆乳よりもアーモンドミルクが売れているとも言われるほどスーパーフードとして注目されています。日本でもビタミンEが手軽に摂取できることや、ダイエットのために糖質摂取を控える方がナッツ類を取り入れることが多いことなどから需要が高まっています。

アーモンドの歴史

アーモンドは天山山脈西方の山裾からチグリス・ユーフラテス河の流域で進化を遂げ現在の形になったと推測されています。紀元前4000年頃にメソポタミアで栄えた古代文明で食されていたことが分かっています。おそらく栽培もその前後から行われていたと推測されています。その後イスラエルなどの地中海沿岸からギリシア・エジプトなどへとアーモンド栽培が広まっていきます。

古代エジプトでは紀元前1352年にツタンカーメン王の死後の旅の食料としてアーモンドが入れられたとの記述があり、アーモンドオイルもこの時期には製造されていたと言われています。また旧約聖書にもたびたびアーモンドの記述がありますし、紀元前350~323年にはアレキサンダー大王の遠征によって地中海西方の地域へも伝播していったと考えられます。これらのことからアーモンドは紀元前には広い範囲で栽培・食用・採油が行われていた食材と言えるでしょう。

18世紀の中頃になると、スペインの宣教師フニペロ・セラ神父によってアメリカのカリフォルニアにアーモンドが伝わり、ゴールドラッシュ以後の農業の発達と共に栽培が拡大されていきます。現在では世界のアーモンドの8割以上がカルフォルニアで生産されています。
日本で本格的な輸入が始まったのは1950年代と比較的歴史の浅い食材ですが、1958年には「グリコアーモンドチョコレート」が発売され、おつまみやお菓子としての地位を確立し、ナッツ類の代表とも言える存在となっています。

アーモンドの主な栄養・効果

ビタミンEを23粒で1日の摂取量(7mg)を摂取できると言われるほど豊富に含むアーモンド。ビタミンE以外にもポリフェノールや不飽和脂肪酸、カルシウム・鉄分・マグネシウム・亜鉛などのミネラル、食物繊維と健康維持に嬉しい栄養素が含まれています。
脂質の割合が高いですが不飽和脂肪酸が多く、炭水化物(糖質)が低いため糖質制限ダイエットなどにもよく取り入れられている食材です。

【老化・生活習慣病予防に】

アーモンドの主成分であるオレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸は、ドロドロ血液のもとになる悪玉コレステロールの減少効果や血栓予防効果があります。ビタミンEの活性酸素の除去作用や血管を健やかに保つ作用など重なって生活習慣病の予防も効果的です。

アーモンドの皮の部分にはポリフェノール類(フラボノイド類)が多く含まれ、最新の研究ではフラボノイドとビタミンEを一緒に摂取することで抗酸化作用がアップすることが認められていることからも、アーモンドは高い抗酸化作用を持っていると考えられています。

【ミネラル補充・貧血に】

アーモンドは鉄分が豊富なため、赤血球に含まれるヘモグロビン量の減少による貧血や、貧血までは至らないもの「プチ貧血(隠れ貧血)」と呼ばれるような鉄分不足状態の予防や改善に有効です。鉄分・ヘモグロビン不足による症状としては疲れやすくなる・動悸・息切れ・めまい・立ちくらみ・無気力感などが挙げられ、女性の不定愁訴と呼ばれている不調と重なります。鉄分の適切な補充から原因がハッキリしなかった不調や不快感の改善に繋がることもあります。

鉄分以外にもアーモンドはカルシウムやグネシウム、亜鉛などのミネラル分も含んでおり、精神安定効果・安眠効果も期待できると言われています。食べ過ぎには注意ですが、ミネラルの補給源として1日10粒前後をおやつがわりなどに取り入れてみると良いでしょう。

【便秘解消・肥満予防に】

アーモンドには、ごぼうの約2倍、玄米の約7倍と言われる豊富な食物繊維も含まれています。この数値は100gで比較した場合のもので現実的ではありませんが、10g(6~10粒程度)でも食物繊維量は1.04gとトマトやキュウリ100gと同じ程度含んでいます。

そのほかにオレイン酸も含まれているため潤滑油のように便の通りをスムーズにする働きにも期待出来ます。便を柔らかくする(水分を含みやすくする)ことで便通を促すマグネシウムが100gあたり310mgと豊富に含まれていますから、食物繊維の摂取で今ひとつ便秘解消効果が実感できない方も試してみる価値はあるでしょう。アーモンドは便秘解消に役立つ成分をバランス良く手軽に摂取できるナッツと言えます。

また、ダイエットをする際にアーモンドを食べた人は食べない人よりも体重やウエストが減少するという報告や、硬さのある食べ物で噛むことによって満腹感をアップさせられることからダイエットのサポートとしても注目されています。脂質の代謝を促進するビタミンB2もナッツ類トップクラスの含有量です。

【女性の美と健康に】

アーモンドの代表成分ともなっているビタミンEは「若返りのビタミン」として有名ですが、酸化だけではなくたるみやしわの原因になる糖化を防ぐ働き、紫外線から肌を守る働き、女性ホルモンの働きを正常化させる作用、末端の血行障害を改善する働きによって冷えの解消効果など、女性に嬉しい様々な効果を得ることができます。

ポリフェノールと相乗してのアンチエイジング効果や、食物繊維によって老廃物(脂肪など)の排泄を促すデトックス効果・腸内環境改善からの美肌効果、貧血や血行不良の改善による乾燥やくすみ改善・ターンオーバーの正常化など、アーモンドは美容面健康面共に嬉しい様々な働きが期待出来ます。

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アーモンド調理ポイント・注意

酸化を防ぐため密閉容器に入れて冷蔵庫で保存するとよいでしょう。

アーモンドが美容・美肌・ダイエットに良いと言っても、高カロリー食品ですので食べ過ぎないように注意しましょう。
(1日20~25粒位が目安とされています)

アーモンドが効果を発揮する「お悩み」

  • 老化防止(アンチエイジング)
  • 血流改善・冷え性改善
  • 便秘解消
  • デトックス
  • 精神安定・不眠解消
  • 貧血の予防・改善
  • ダイエットのサポート

効果アップが期待出来るアーモンドの食べ合わせ

  • アーモンド+ニンジン・大豆・イチゴ・ブドウ
    ⇒老化防止(アンチエイジング)
  • アーモンド+納豆・レンコン・海苔・アボカド
    ⇒美肌効果
  • アーモンド+レバー・カリフラワー・かぼちゃ
    ⇒血行促進(冷えとり効果)
  • アーモンド+ヨーグルト・さつまいも・リンゴ
    ⇒便秘解消効果

アーモンドの活用方法・民間療法

チョコレートやケーキなどと一緒にアーモンドを食べると、単品で食べるよりも太りにくいとされている。

スィートアーモンドオイルは美白・抗炎症効果があると言われ、保湿オイルやクレンジングオイルとして人気。

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投稿日:2014/09/12 (更新)
by SlowBeauty