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【冬菜】小松菜の効果

コマツナイメージ

  1. 小松菜とは
    1. 小松菜の歴史
  2. 小松菜の栄養・効果
    1. 調理ポイント・注意点
  3. こんなお悩みにオススメ
  4. 効果をアップを狙える食べ合わせ
  5. 小松菜の活用・民間療法

小松菜とは

小松菜はアブラナ科の野菜で冬菜(フユナ)、鶯菜(ウグイスナ)、餅菜(モチナ)などとも呼ばれています。葉茎部分は小松菜として食しますが、花の蕾は小松菜ではなく菜の花と呼ぶのが一般的です。現在は通年栽培が行われていますが、元々は冬野菜で、関東では白菜と並ぶ冬野菜の代表格として親しまれてきました。地域によってお雑煮の定番というところもありますね。

小松菜は栄養成分が豊富な緑黄色野菜で、天然のマルチサプリと呼ばれているほど。美肌効果から貧血・骨粗鬆症の予防まで、女性に嬉しい成分がたくさん入った冬の代表野菜。ほうれん草よりもアクが少なく、最近ではグリーンスムージーの材料としても注目されています。

小松菜の歴史

小松菜の原種は中国原産の「クキタチナ(茎立菜)」と呼ばれていたカブの一種であると考えられています。中国から渡来したものを品種改良していった結果、小松菜が出来たと考えられていますから日本で出来た野菜とも言えるでしょう。

現在の小松菜に近い「葛西菜」が日本で栽培され始めたのは江戸時代初期からと言われています。江戸中期に八代将軍の徳川吉宗が鷹狩りに小松村を訪れた際に葛西菜を汁にして献上したところ、それを喜んで小松川村の名をとって「小松菜」と命名したことから「小松菜」という呼び名が定着したと考えられています。

江戸川区小松川町(当時小松村だったところ)では現代でも小松菜が特産野菜となっています。最近は愛知県や大阪府などでの生産も行われていますが、国内生産量のうち関東が8割程度の生産を占め、数少ない東京都が生産量トップ3の中に入る野菜でもあります。

小松菜の主な栄養・効果

小松菜はビタミンA、ビタミンC、ビタミンEやカルシウム、鉄分が非常に豊富です。緑黄色野菜の特徴成分であるβ-カロテンや食物繊維も含んでおり、低カロリーな野菜の中では豊富な栄養を含んでいると言えるでしょう。

【野菜トップクラスのカルシウム】

ほうれん草と比較して、栄養価的に劣っていると勘違いされがちですが、カルシウム・鉄分含有量で見ると小松菜はほうれん草の倍以上を含んでいます。カルシウムは女性に多い骨粗鬆症の予防だけではなく、精神安定作用、抗ストレス作用などの効果がありますし、近年は脂肪の排出を促進する作用もあると報告されて話題になっています。

【貧血・鉄欠に】

鉄分の不足は貧血(鉄欠乏性貧血)を起こしますが、貧血・鉄不足によるめまいや不眠、イライラや憂鬱感などの情緒不安定、疲れやすさなどを入れて考えてみると、女性の多くが感じている不調やだるさの大半が当てはまります。女性の不定愁訴は月経で血を失うことからくる鉄不足が大きな原因の一つ、と言われることもあるほど。日本人女性の5人に1人は貧血、
3人に1人が貧血予備軍(潜在性鉄欠乏)と言われるほど圧倒的に不足している栄養素でもあります。

小松菜は100gあたり2.8gと野菜類トップクラスの鉄分を含有していますし、そのままでは吸収・活用率が低いと言われる植物性鉄分(非ヘム鉄)の吸収率を高めるビタミンCも豊富に含んでいます。植物性食品から鉄分を摂る場合はビタミンCと合わせて、と言われますが小松菜は食べ合わせを考えなくても単品で貧血の予防・解消に役立ってくれます。

【デトックス・肥満防止に】

小松菜はカロテノイドの一種(色素成分)でキサントフィルに分類される「ネオキサンチン」が含まれています。ネオキサンチンには抗肥満作用(脂肪吸収抑制・血中コレステロールや中性脂肪の低下)があり体重抑制に役立つことが動物実験で確認されています。人間に対しても肥満を予防する効果があるのではないかと注目されている成分なのです。

加えて小松菜にはアブラナ科の野菜の解毒成分である「イソチオシアネート」が含まれていますから、デトックス効果による老廃物の排泄促進も期待できます。イソチオシアネートは白血球の活性化もありますから、ダイエット中の免疫低下を防ぎ、風邪などの感染症予防としても役立ってくれるでしょう。

小松菜は生100gあたりのカロリーが14kcalと低カロリーな野菜でもあります。野菜の中でも低カロリーな部類に属し、カロリーで見るならキュウリやズッキーと同じくらいですが、ビタミンA,C,Eやカルシウム、鉄分の含有量は圧倒的に多いのでダイエット中に不足しがちな栄養の補給源としても優れています。

【アンチエイジング・美肌に】

小松菜は美肌の元「プロリン」を筆頭に、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンEを比較的多く含有しています。
β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、髪・皮膚・粘膜の健康維持や活性酸素除去によるアンチエイジング、視力低下の防止などの効果が期待できます。ビタミンEもまた若返りのビタミンと呼ばれるほど抗酸化作用に優れ、血行促進作用もあるのでお肌への栄養補給やくすみ解消にも役立ってくれます。ビタミンCも抗酸化作用とメラニン色素生成抑制効果から美白作用があることで知られていますね。

プロリンという成分はアミノ酸の一種で、コラーゲンの主要成分です。
肌に潤いをもたらす天然保湿成分(NMF)として最も重要なアミノ酸と言われており、小松菜に含まれるβ-カロテンやビタミンCとの相乗効果でお肌にハリが出てプルプルになるほか、口内炎やニキビ予防にも役立ちます。

鉄分補給による肌の代謝向上やくすみの緩和、イソチオシアネートのデトックス効果による肌荒れ改善など、小松菜に含まれている様々な成分が相乗することで高い美肌効果が期待出来ます。

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小松菜の調理ポイント・注意

小松菜はアクが少なく、生で食べることができます。
壊れやすいビタミンCを摂取するためには生かさっと茹でる・炒めるなど、加熱時間を短くすることを心がけましょう。β-カロテンは油と合わせることで吸収率がアップしますのでオリーブオイル・ゴマ油・マヨネーズなどを使うと効果的です。

イソチオシアネートによるデトックス効果を期待するなら塩で揉み、お漬物にすると良いでしょう。

小松菜が効果を発揮する「お悩み」

  • 美肌・老化防止
  • ダイエットサポート
  • 貧血の予防・改善
  • 免疫力の向上
  • ストレス・精神安定
  • 骨粗鬆症の予防

効果アップが期待出来る小松菜の食べ合わせ

  • 小松菜+じゃこ・桜海老・きのこ類・ごま
    ⇒骨粗鬆症・老化の防止
  • 小松菜+豆腐・鶏肉・卵
    ⇒貧血の改善効果
  • 小松菜+ピーマン・サツマイモ・サヤエンドウ
    ⇒美肌効果
  • 小松菜+牛乳・チーズ
    ⇒イライラ防止効果

小松菜活用方法・民間療法

小松菜をすりつぶしてジュースすると疲れ目に効く、小松菜の絞り汁を点耳すると中耳炎に効果がある、と言われています。

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