SlowBeauty

命を頂くことに感謝して、栄養満点のご飯を食べよう

【西瓜】スイカの効果

スイカイメージ

  1. スイカとは
    1. スイカの歴史
  2. スイカの栄養・効果
    1. 調理ポイント・注意点
  3. こんなお悩みにオススメ
  4. 効果をアップを狙える食べ合わせ
  5. スイカの活用・民間療法

スイカとは

スイカは日本の夏の風物詩、夏の果物の王様とも言われ親しまれている食材です。花火や海辺とセットで描かれることも多い果物ですよね。私たち日本人からすると「日本の夏の定番」と思っているスイカですが、世界の生産量を見てみると圧倒的に中国がトップ。中東・アメリカ・ロシアなどでもかなりの量が収穫されており、日本の生産量は世界全体の1%にも満たないから意外です。

世界中と言って良いほど広い範囲で栽培されているスイカは150種以上の種類があると言われており、大きな分類では紅肉種、黄肉種、白色種の3種類に分かれます。最近は新種だけではなく、型に入れて栽培された四角いスイカやハート型のスイカ、三角柱状のスイカに目や鼻をつけた人面スイカなどユニークな形状のスイカ作りも行われています。

スイカの歴史

スイカの原産はアフリカ中部と推測されています。4000年以上前の古代エジプトの壁画でスイカが描かれているものが発掘されていますが、当時の果肉はまだ苦味が強く、主に種を食していたのではないかと考えられています。

⇒スイカの種の詳細

3000年前頃にはギリシアに、2000年前頃にはローマ帝国に伝わり、地中海沿岸地域で栽培が行われ次第に甘い現在のスイカのような味に改良されていきます。11~12世紀頃になると中国にスイカが伝わり、「水瓜(水分の多い瓜)」「夏瓜(夏に出回る瓜)」「西瓜(西域から伝わった瓜)」と呼ばれるようになりました。17世紀にはアメリカ大陸へと伝播していきます。

スイカが日本に伝来したのは17世紀頃に隠元禅師が中国から持ち帰ったという説や戦国時代にポルトガル人が持ち込んだなど諸説ありますが、鳥羽僧正の「鳥獣戯画」にスイカのような絵があったり、僧義堂の「空華集」に西瓜の詩があるため、平安時代には既にあったとする説もあります。江戸時代中期までは赤い果肉が不吉とされ、食用としてはあまり好まれていなかったようです。

明治時代になるとアメリカからたくさんの品種が伝わり、日本でも本格的な栽培が始まるようになります。スイカといえば特徴的な緑地に濃緑もしくは黒の縦縞模様を想像しますが、実はこのシマシマは昭和に入ってから普及したもの。それ以前は黒色一色の「鉄かぶと」と呼ばれる種類が一般的でした。

スイカの主な栄養・効果

スイカの果肉約95%は水分のため、有効な栄養素が少ないと思われがちですが、ビタミンA(カロテン)やビタミンB1、B2、ビタミンCなどのビタミン類、カルシウム、リン、鉄、カリウムなどのミネラル類、 グルタミン酸やアルギニンなど、様々な成分を含んでいます。

スイカの甘さの元である果糖やブドウ糖はエネルギー転換が早いことや、水分たっぷりで、余分な塩分を輩出しむくみ解消効果のあるカリウムが含まれていることからスイカは疲労回復や夏バテの解消にも有効とされています。

【美肌・美白効果】

スイカはカロテンの宝庫と言われるようにβ-カロテン(ビタミンA)の含有量も高く100g中830μgと緑黄色野菜の基準値を上回ります。抗酸化作用や血行改善、美白効果などが期待されているリコピンの含有量もトマトよりスイカの方が多い事が分かっています。どちらも活性酸素を除去してくれる成分として知られていますので、美肌や老化防止に効果が期待できます。さらに、紫外線でダメージを受けた肌の細胞を蘇らせて、シミやそばかすを予防・解消してくれる成分「システイン」がスイカに含まれていると言われています。

またスイカに多く含まれるアミノ酸の一種でスーパーアミノ酸とも言われる「シトルリンには、血流の改善や血管を若返らせる作用があり、冷え性の改善・むくみの予防・血圧抑制効果などがあります。血流改善や血管補強作用からお肌の新陳代謝を向上させターンオーバーを整えてくれる効果も期待できますね。
スイカは美容効果の高い美肌野菜(果物)と言われるのも納得です。

【ダイエットにも】

スイカのカロリーは100g37kcal。
大きめのスイカ8分の1(≒400g)食べても148kcalと、茶碗1膳分のご飯(※160g/269kcal)の半分程度のカロリーしかありません。少ないカロリーで満腹感を感じることができると言えるでしょう。またシトルリンの利尿効果によって老廃物や余分な水分の排泄を促進してくれますから、むくみの予防・改善にも効果が期待できますし、血流の改善などから冷えが解消されれば代謝のアップも考えられます。

また近年はスイカに糖質分解酵素のマンノシダーゼ(マンノシターゼ)という成分が含まれていることも注目されています。この酵素の働きによってスイカは糖分の吸収を抑える・血糖値の上昇を抑えるなどの働きも期待されています。糖質の多い果物を控えるように言われる糖尿病患者の方でも、適量であれば食べても良いと言われているのだとか。ダイエットに良い・痩せるという話の信憑性は今一つですが、糖質を控えている方でも取り入れやすい果物と言えます。ダイエット中に我慢に我慢を重ねるよりも、口寂しい時や甘いものが食べたい時はスイカを食べるようにすると反動食いリバウンドの防止につながりそうですね。

【スイカとむくみ解消について】

スイカはむくみ解消果物の王様というイメージがありますが、カリウム含有量自体はそれほど多くありません。カリウムやシトルリン、血液循環をよくするリコピンなどの相乗効果と水分含有量の高さなどをトータルした結果、むくみ解消に最適な果物であるされています。

Sponsored Link

※スイカは食物繊維が豊富で便秘にも有効と書かれているものが多数ありますが、100g中の食物繊維量(総量)は0.3g。リンゴの5分の1程度の量ですので食物繊維がとりたてて多い果物というわけではありません。

スイカ調理ポイント・注意

スイカというと生で食べるイメージがありますが、加熱して食べるスイカ糖(スイカを煮詰めたもの)にするとリコピンの吸収率のアップ、体を冷やす作用の中和、栄養成分の凝縮が出来ます。

スイカは体を冷やす果物のため冷え性の方などは生でたくさん食べないように注意しましょう。

スイカが効果を発揮する「お悩み」

  • 夏バテ・疲労の回復
  • むくみの解消
  • 美肌作りに
  • 美白、シミの予防・改善
  • アンチエイジング効果
  • 血流の改善・冷え性の改善
  • ダイエットのサポートに

効果アップが期待出来るスイカの食べ合わせ

  • スイカ+レモン・トマト
    ⇒美肌効果(シミ・シワの予防)
  • スイカ+きゅうり・セロリ・枝豆・小豆
    ⇒利尿効果(むくみの解消)
  • スイカ+メロン・ミント・ココナッツ
    ⇒夏バテの予防・防止

スイカ活用方法・民間療法

スイカを煮詰めジャムのようにしたスイカ糖はむくみ改善だけでなく、尿道炎や膀胱炎にも効果があるとされる。

スイカの種を炒ったものに熱湯を注いだ「スイカ種茶」は、解熱や鎮静作用が有り、気持ちが興奮状態にある時に役立つと言われています。スイカの種自体ナッツ感覚で食べられますし、果肉に劣らずムクミ解消などに優れた働きを持つと考えられています。

⇒スイカの種の詳細

スイカの絞り汁を口の中に1~2分含んで吐き出す、これを一日に数回繰り返すと口内炎が緩和すると言われている。

果物

 - , , ,

投稿日:2014/08/15 (更新)
by SlowBeauty

関連記事